20230906_水曜日
こんばんは☔️
今日の最高気温は32°
土砂降りは嫌ですが
いつもより涼しく感じるのはGOODな
愛知県岡崎市より
こんにちは🍃
今日は東京から帰って
クライアントさん二社と
リモート打ち合わせです!
今日のBUILTの記事
三次元撮影で、鉄筋出来形検測の効率化を。
GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム
J-COMSIAの認定試験に合格
◆今日のBUILTの記事はこちら
→https://www.hitachi-solutions.co.jp/geomation/sp/product/rebar_check/?cid=4MI23029&utm_medium=paid-email&utm_source=itmedia.built&utm_campaign=TKJ-KT-rebar_check_awareness_20230906&utm_id=CMP-6092
こんばんは。かんとく社長HMです。
この記事を要約すれば
三次元の画像技術を使用して、鉄筋の形状を効率的に測定します。
システムはJ-COMSIAの認定試験に合格しており、
日本の国土交通省のガイドラインに準拠しています。
主な特徴としては:
鉄筋の数と間隔を自動的に測定
鉄筋の形状の測定時間を最大で三分の一に短縮可能
デプスカメラのデータを使用して、一貫した測定品質を保証
鉄筋の形状データのリモート通信が可能で、現場の検査の負担を軽減します。
システムは、市販のデプスカメラ(例:Intel RealSense)と
Androidタブレットと互換性があります。
サブスクリプションサービスとして提供されており、
簡単に導入と使用が可能です。
デプスカメラとアプリで映像で配筋を検査する
仕組みのようですね。
では、ソリューションについて
現場監督目線で語りたいと思います。
鉄筋出来形自動検測システムを現場監督目線で深掘りする
現場監督目線での「GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム」の良さを以下にまとめます。
1.時間の節約:
このシステムを使用することで、鉄筋の形状の測定時間が最大で三分の一に短縮されるため、他の重要な業務に時間を割くことができます。
2.正確性の向上:
ICTを使うことで、手動での測定のバラツキやミスを防ぐことができ、一貫した高い測定品質を保証します。ある程度の大規模現場では配筋検査と工事写真はアウトソーシングがトレンドなので検査員の技量によるバラツキが防げます。
3.リモート対応:
鉄筋の形状データのリモート通信が可能なため、現場から離れた場所にいても情報をリアルタイムで共有・確認することができます。これにより、遠隔地にいる専門家や関係者とのコミュニケーションがスムーズになります。
4.簡単な導入:
市販のデプスカメラとAndroidタブレットとの互換性があるため、特別な機器の導入や設定なしで容易に導入できます。
以上の点から、現場監督としては、配筋検査の効率化、円滑化など、多岐にわたるメリットを享受できると言えるでしょう。
自分がもし、これを現場で使うとなったら…
自分がこのシステムを使うことになったら
下記の点が懸念されます。
1.専用機器の持ち運び:
このシステムを使用するためには専用の機器を持ち歩く必要があります。これにより、現場での作業が配筋検査に限定され、他の業務を同時に行うことが難しくなる可能性があります。特に、現場のスペースが限られている場合や、多くの機器やツールを持ち歩く必要がある場合、追加の負担となるでしょう。
2.iPad非対応:
システムがiPadに対応していないため、iPadを主要なデバイスとして使用している現場や企業にとっては、新たなデバイスの導入や運用の変更が必要となります。これは、コストや運用の面での不便をもたらす可能性があります。
3.リモート対応の二面性:
一方で、リモート対応が可能であることは、検査員にとっては作業の負担を軽減するメリットがありますが、撮影専門の人員が必要となるため、現場監督にとっては追加の人員の手配やコーディネーションが必要となります。これにより、監督の業務の手間や時間が増加するリスクが考えられます。
総じて、システムの導入や運用には、現場の状況やニーズに応じて検討が必要であり、一概に全ての現場にフィットするわけではないと言えるでしょう。
現場監督目線で改良点を提案
「GeoMation 鉄筋出来形自動検測システム」の改良点の提案を、指摘した3点を考慮して書きます。
1.デバイスの多様性:
提案:システムをiPhoneやiPadにも対応させることで、現場での導入のハードルを大幅に下げることができます。多くの現場で既にこれらのデバイスが使用されているため、新たな機材の導入コストや研修の手間を削減できます。
実現方法:iOS向けのアプリケーションを開発し、AppleのApp Storeで提供する。
2.遠隔臨場の効率化:
提案:遠隔臨場の際に、現場にいる人が一人で操作できるようなシンプルなインターフェースを持つアプリケーションを提供する。これにより、専門の撮影スタッフを必要とせず、現場の作業員や監督が容易に操作できるようにする。
実現方法: ユーザビリティテストを実施し、直感的な操作が可能なUI/UXを設計する。
3.カメラの位置の最適化と装着方法:
提案:市販のアクションカメラを使用して、フルハーネスやヘルメットに直接装着することを推奨します。これにより、現場の作業員や監督が自らのヘルメットやハーネスにカメラを取り付けることができ、別の撮影者を配置する必要がなくなります。アクションカメラは耐久性があり、現場の厳しい環境でも高品質な映像を提供することができるため、この方法は効果的です。
実現方法:市販のアクションカメラ用の取り付けブラケットやアダプターを使用して、ヘルメットやフルハーネスに簡単に取り付けられるようにする。また、取り付け方法のガイドラインやチュートリアルを提供することで、現場での取り付けを容易にします。
まとめ
このシステムは、鉄筋の形状を自動で測定するための技術を提供していますが、実際の現場での使用には様々な課題が考えられます。特に、専用の機材の持ち運びやデバイスの互換性、撮影に関する人員配置など、多くのポイントでの検討が必要です。
我々、現場監督の鉄筋出来型測定、時短になり得るかかどうかは、今の段階では未知数です。
やはり、専用機器を持たせるというのは、監督の行動範囲を狭めてしまうのと、置き忘れ等による紛失のリスクが大きいのは否めません。
しかし、iphoneや市販のアクションカメラをフルハーネスやヘルメットに装着することで、紛失リスクの低減や遠隔臨場時の撮影者の配置を省略し、現場の作業員や監督が直接撮影を行うことが可能となります。
このような実際の現場のニーズに合わせた改良やアイディアが、システムの更なる効果的な使用を可能にするのではないでしょうか?
以上の点から、現場監督目線でのシステムの検討は、実際の運用において非常に重要です。システムの特性や機能だけでなく、現場の実際の状況やニーズを考慮することで、より効果的な導入や運用がゼネコン側目線で期待できるようなります。
もし開発中もしくは実装中の案件で、ご興味があれば、問い合わせをいただければと思います。
現場の実際の状況やニーズなど踏まえてご提案させていただければ幸いです。
ご連絡お待ちしております。
ご安全に⛑️
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