【第18話】:「眠れる資材、リース品」- ITで解決したいゼネコン監督の悩み

オピニオン

おはようございます️☁️→☀️
今日の最高気温は34°

朝活仕事に
もうエアコン入らないかな?と
感じさせられた
愛知県岡崎市より
おはようございます🍃

今日から2泊3日で福井出張
福井県建築工業会様主催の
「建築施工管理スキルアップ(鉄筋工事実践編)」
の研修講師登板です!

さて今日のBUILTの記事

眠れる足場を利活用!専用フリマサービスで安心納得の中古取引 在庫管理のサービス化も視野に

◆今日のBUILTの記事はこちら

https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2308/02/news003.html

この記事を要約すれば

「建設業界における「眠れる足場」、すなわち未使用だが利用可能な足場材の取引が注目されている。新しいECサイト「足場JAPAN」やフリマ形式の「LLINK」は、この「眠れる足場」を中心に安心して取引できるプラットフォームを提供。
これにより、未使用の足場材が再利用され、仮設業者のニーズに応える新しい市場が形成されている。」

となります。

今日のブログはこちらから

こんにちは、かんとくHMです

今日のBUILTの記事をヒントに我々現場監督向けのソリューションになるか考えてみたいと思います。

「眠れる足場」を「建設現場で眠ってる仮設資材」に置き換えてみると
現場の中には


 ・使ってない資材が山のようにある(棚卸しする余裕がない)
 ・返却したくても忙しくてできない(運送費がかかる)
 ・現場にあるのに発注してしまう(後で所長に怒られる)
  のような仮設資材が多くあり、監督の大きな悩みのタネの一つです。

 このような日常をITで解決できるのであれば
 建設現場向けのソリューションとしてバズる可能性があると思
 深掘りしたいと思います。

ITソリューションで仮設資材在庫管理のお悩みを解決「眠れる仮設資材を呼び覚ませ!

毎日の業務の中で、仮設足場材の管理や月一回の請求書のチェックなど
、多くの課題に直面しています。特に、使っていない仮設足場材が
現場に点在しており、その位置や数量を正確に把握するのが難しいです。

また、請求書のチェックには棚卸作業が必要で、これが原因で残業が
増えてしまうことも少なくありません。

そこで、こんなITソリューションがあれば
現場監督の課題を解決するだけでなく
「時短・省人化」の効果から働き方改革への成果が
見込めるのでぜひつくっていただければとい思います。

提案したいソリューションの内容:


 ① 仮設足場材の位置・数量管理システム
   RFIDタグやバーコードを仮設足場材に取り付け、
   スキャナーやスマートフォンを使用して位置や数量をリアルタイムで
   把握できるシステムを導入。


   現場内のマップ上に仮設足場材の位置を表示し
   どこに何が何個あるのか一目でわかるようにする。

 ②  自動棚卸・請求書チェックシステム
   仮設足場材の使用状況や在庫状況を自動で計算し、
   請求書との照合を自動化するシステム。
   一定期間移動がなかった資材には 
   アラートを出し、すぐに確認・修正・返却の手配
   ができるようにする。

 ③ クラウドベースのデータ管理
  すべてのデータをクラウド上で一元管理。
  どこからでもアクセス可能で、データの共有やバックアップも簡単に。

今、作った方が絶対いい理由


 2024年4月からの時間労働時間上限規制の適用に
 ゼネコンは無理くり返すと月45時間に押さえ込むという
 荒技に苦心してます。

 「ITで労働時間が短くならないかな…」
 と潜在的に思っている所長さんやゼネコン人事の方も少ないくありません。

 私の感覚ではソリューションとして欲しい効果は
 「月〇〇時間、削減」「派遣人件費を一人分削減」
 というのが現実ではないでしょうか?

 今回の仮設資材管理ソリューションでは
 ・若手監督一人あたり10時間/月あたりの削減が見込めると
  思います。

終わりに


 ソリューションは課題解決なければなりません。
 ゼネコンの課題は


 「今の人員で今まで以上の仕事量をこなすにはどうすればいいのか?」
  です。

 そのためにも「人が増えない状況」のなか
 ITを相棒に生産性を上げる=一つひとつの仕事にかかる時間と人員を
 少なくするという効果が望まれます。

 IT企業の皆様へ


 まずは我々が建設現場で持つ悩みを知ってもらい
 御社の技術で解決できるのであれば
 是非ともチャレンジしていただきたいと思います。

 建設業界は今大きく、変化しようとしています、そのためにもITの力が必要であり、新しい技術・新しい働き方・現場の進め方に対する需要は潜在的に存在します。

 その潜在的な需要を掘り起こし、是非とも御社にとっての新しいアセットにしていただければと思います。

 このブログがIT業界の皆様方の発展の一助になれば幸いです。

 ご安全に⛑️
 #建設DX #建設IT #ict施工 #スタートアップ

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