プロフィール

かんとく社長HMと申します。

・名前:かんとく社長HM

・年齢:51才

・職業:元大手ゼネコンS社の現場監督 所長、フリーランスで大手ゼネコンO社で現場監督、建設DXツール開発コンサルタント、働き方改革セミナー講師                     

・趣味:立ち飲み屋めぐり、ご城印あつめ、護衛艦(イージス艦)好き、歴史・軍事等のアマ研究、Y50 FUGAハシリ、家飲み

・マイブーム:西成の飲み屋と銭湯、立ち飲み屋巡り、鎌倉殿の13人、Python

・尊敬する人物:河合隼雄先生 養老孟司先生 内田樹先生

・愛読書:「バカの壁」シリーズ 「こころの処方箋」 「困難な成熟」

経歴

はじめに:建築学科の学生時代(4年)➕社会人としての建設業界歴30年=34年の建設畑です❗️

20代:愛知の私立大学工学部建築学科卒業後、設計事務所就職。24才で一級建築士取得を機に退社。フリーランスで現場監督へ転向。「半年働いて、1ヶ月海外放浪」の生活を送ってました。世界14カ国、40回ほど海外旅行を経験。27さい、地方の住宅会社就職。ワンマン経営の理不尽さに嫌気がさし1年で退社。29才、タイへ出発3日前にパスポートを盗まれ沖縄へ。沖縄から北九州に渡り資金が底をつき、帰りの新幹線代を稼ぐつもりで派遣登録して働いた大手ゼネコンS社で中途入社をすることに。

30代:大手ゼネコンS社での監督生活。一流の現場監督技術に触れる毎日。33才で初の「建設現場所長」就任。しかし、大企業の組織風土になじめない自分を感じつつ、「組織人間」から「組織内個人」に変わっていく30代前半。「いつか起業して社長になりたい」と35才でこころざすようになり、ひたすら本を読む日々が続きました。

40代:離婚を機に43才で退社。フリーランスの現場監督に戻る。副業をしたい思いからビザスクでのスポットコンサルにチャレンジ。「自分の経験や知見がお金になる」ことを発見。本格的にコンサル業を志す。個人事業で現場監督が生の建設業界の情報を提供する「HM建築コンサルタント」を設立。6年目の48才(2019年)に法人化。「株式会社HM建築コンサルタント 代表取締役」に就任。ワンオペですが「社長になりたいという夢」を13年でかなえた。

51才:フリーランスで働いたゼネコンの数が11社。スポットコンサル数も100近く。ベンチャー企業さまとのコラボで建設DXツールの共同開発やコンサル等の仕事をいただけるようになりました。また、メディアにも取り入られるようになりまして建設系新聞社からのセミナー講演や会報誌のコラムの仕事もいただけるようになりました。

現在は

・現場監督

・コンサル会社の経営

・セミナー講師

・ブロガー

・建設業界会報誌 コラム執筆

の「5投流」の毎日を過ごしてます。

座右の銘

「ふたつよいものさてないものよ」

「他人の感情や解釈に振り回されず、自分の意志で給料をとる」

「全力集中。しかし、頑張りすぎず、だらけすぎず」

「実るほど、首を垂れる稲穂かな」

「サラリーマンの評価(は上司の感情と解釈である」

現場監督がつたえたいこと①(DXツールを開発するエンジニアさまへ)

私が大手ゼネコンS社に入社した頃(2000年くらい)、建設現場では施工の自動化の試みが行われ、工事のユニット化やロボットの登場、現場業務の省力化を目指したツールがチラチラと登場してました。一時は一世風靡しましたが20年たった今現在、生き残ってるものはひとつもありません。「100パーセントお蔵入り」になってしまったという事実を知ってる人は建設業の外にいる方は少ないでしょう。

その原因として、

数百キロもある機械を人力で運ばなければいけなかった(危ないし、お金がかかりすぎる)

②製造ラインと違って、日々変化する現場にロボットを合わせられない

③上記の手間を考えれば、「結局人がやった方が早かった」

今、インターネット技術の発達と働き方改革による「建設DX」の追い風を受けて、建設業界以外の方の参入が相次いでます。年間63兆円の市場は魅力的なものに見えるのでしょう。しかし、私のように毎日現場にいる側から見るとネットや新聞メディアで光を浴びている新しい機械・サービス・システムに違和感を感じるものが少なくありません。

「これは現場を知ってる人が作ったものではない」と直感でわかります。おそらく、ゼネコン本社や支店のICT推進部のホワイトカラーの方と共同で開発したものでしょう。エンドユーザーは彼らでなく、我々毎日現場で働く「監督」や「作業員」です。エンドユーザーをペルソナ設定しないモノ・サービスが売れるでしょうか?

一つの工程をこなすことを考えれば、ある課題を解決して「生産性向上」という錦の御旗を満足するものであるでしょう。しかし、現場全体の運営を考えれば「?」ってものが脳裏に現れます。

例えば「熱中症管理ウェアラブル」。100人の職人に毎日配って、回収し、次の人が使えるようにキレイにキレイに消毒する手間は誰がするのでしょうか?職人さんのほとんどはやりません。あとは、現場の所長は「起きた不具合を発見するよりも、起きないことにお金を使います。原価管理の上。ウェアラブルのシステム量に月10万円かかるなら、作業員のかたがいつでも入れる「冷えひえルーム(エアコン18°、製氷機、冷水機完備)」にお金を使います。

このような、企業やエンジニアさんが「作りたいもの」と我々、現場で働くひとが「欲しいもの」のギャップを解消しないで建設現場でバズるDXツールができるわけはありません。

このギャップを解消できるのは我々現場監督であると自負してます。

もし、あなたが建設現場でバズるようなICTツールを作りたいのであれば、ぜひ「現場監督」のアドバイスを開発に取り入れることをお勧めしたい思いから、このようなブログを書いてます。

私のブログがあなたのICTツールの開発の一助になれば幸いです。

HM社長
HM社長

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あなたのシステムのお話を聞かせてください。

ユーザー(現場監督)目線のレビューが聞けるチャンスです。

ぜひご活用ください。

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