【第17話】現場かんとくが直伝。建設現場の実装を目指すICTツール開発講座④物流のソリューションは現場の効率化につながるのか?

オピニオン
この記事を書いた理由

・運送業界にも建設と同じく2024年4月から「時間外労働の上限規制」が始まります。我々監督と同じく、ドライバーさんにも時間外労働の上限規制がかかります。これって、現場への資材の搬出入に影響はないのでしょうか?これを機会に建設現場への「物流」について深掘りしてみたいと思います。

この記事を読むメリット

・【ペルソナ設定】

→物流関連でソリューションを建設現場へ実装したいと考えられてる企業様。

・【メリット】

→建設現場への物流の実情と解決したい課題について知ることができます。

この記事を読んでほしいひと
クライアントAさん
クライアントAさん

トラックドライバーの2024年問題と絡めてソリューションが作れないかな?

HM社長
HM社長

資材の物流は請け負ってる協力業者の責任は範囲で元請けの責任範囲ではありません。しかし、

監督と同じく「時間外労働に上限」がかかるということは、現場への搬出入が今まで通りに行かなくなる可能性があります。

現場監督だけではない、2024年4月からの「時間外労働の上限規制」

クライアントAさん
クライアントAさん

ITエンジニア仲間も同じこと言ってたなあ

共通する原因があるのかなあ?

HM社長
HM社長

アナログな時代を20年以上過ごしてきた50代の所長さんとネットやiPhone、iPadが当たり前の今の世代の方の意見が通じないのは当たり前とまず認識しましょう。

今が超がつくネットワーク社会であることや今後のICTによる仕事の変化が来るとは理解してますが、それは「定年した後の話」。すなわち5年後くらいの話と思っているのが現実です。

そんな未来の話より、今は2年後の働き方改革関連法適用による残業時間削減」と「週休二日の実現」をどう乗り越えるかで頭がいっぱいなのです。

こんなことで悩んでませんか?
ポイント→あなたの悩みの本質はこれです❗️

ポイントがわかる3つのステップ

一度、自分の〇〇を振り返ってみましょう!
HM社長
HM社長

「ふ〜ん」で終わってしまったあなたプレゼン。どのようにカイゼンすれば実装に近づくのか?

具体的な方法を3つステップにまとめてみました。自分のプレゼンに当てはめてみましょう。

ステップ1:燃料費高騰に所長はどんな手を打つか?

【チェック1】:?
【チェック2】:建設現場で馴染みのない「カタカナ言葉」であふれていませんか?
【チェック3】:ある程度の基礎知識を持っていますか?

ステップ1のまとめ

クライアントAさん
クライアントAさん

3つとも、当てはまるなあ。自分のシステムの良さばかりアピールして

肝心な「現場の課題解決」への結びつきがなかったのがわかったなあ。

HM社長
HM社長

ビジネスの基本は「お悩み事の解消」すなわち課題の解決です。アナタのシステムの特徴のアピールとともに、「なぜ課題の解決になるのか?」もアピールしましょう。またある程度の現場知識を事前に頭に入れ、プレゼンにリアリティーを入れることもお忘れなく。

ステップ2:プロモーション工程作成支援

HM社長
HM社長

では、アナタのシステムの採用=実装を決めるのは誰でしょうか?これは意外と盲点なのでしっかりとおさえておいてください。

【チェック4】:!
【チェック5】:所長が抱える悩みは何か共感しましょう!
【チェック6】:働き方改革への効果を盛り込んで、一気にラポール構築を!

ステップ2のまとめ

クライアントAさん
クライアントAさん

システムの特性と監督の「時短」「省人化」の効果がプレゼンには必要ということなんだ!この二つが結びつけば所長の悩み事解決になり、実装へとグッと近づきますね。

HM社長
HM社長

建設DXの目的は「働き方改革」を成功させ、魅力ある仕事場にし、新たな人材を集めるということ。すなわち「慢性的な人手不足の解消」です。具体的な成果は「時短」「省人化」ですから、あなたのシステムの特徴との結びつきをしっかりアピールしましょう。

ステップ3:BIMを活用したSCMの導入

HM社長
HM社長

あなたのシステムが現場でどんな効果をもたらすかを具体化してみましょう。

【チェック7】:!
【チェック8】:!
HM社長
HM社長

現場監督の仕事は、このQCDSEのバランスをとりながら現場を進めることです。自分の技術、サービスがQCDSEのどの仕事の「時短」「省人化」に効果があるのか検証してみましょう。

【チェック9】:

ステップ3のまとめ

HM社長
HM社長

「ふ〜ん」で終わってしまう原因は、所長の頭の中で「自分の現場」と結びつかないことです。つまり、あなたのシステムの良さが所長の現場の「課題解決」に結びつかないということです。

ですから「こんな新しいシステムがこれからできるんだあ〜。ふ〜ん…」で終わり、それからの具体的なアクションヘとつながらないのです。

まとめ

HM社長
HM社長

「働き方改革」という大きな社会変化の中で、所長たちが抱えている悩みを共感しラポールを作ることに全力を注ぎましょう。

ラポールができてしまえば、システムの効果と現場の課題とのリンクさせ、具体的な仕事にフォーカスし、プレゼンに建設現場の臨場感を持たせます。

そうすることによって、実装後の効果が所長の頭の中で具体的に「映像化」され、

「よし、つかてみよう!」という気持ちにさせるのです。

このストーリー性がプレゼンには非常に有効ですので、是非お試しください。

ゼネコンへのプレゼンを控えている人、これからプレゼンをする人、何から始めて良いかわからない方はぜひ、「現役かんとくによるスポットコンサル」をご利用ください。

あなたのプレゼンの課題を明らかにし、盛り込むべき内容、カイゼン、レベルアップのお手伝いをさせていただきます。

申し込みは、下記ホームページから

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