第20話:建設現場における撮影型ソリューションの課題とロボット技術の可能性

オピニオン

20230905_火曜日

おはようございます️
今日の最高気温は34°

隅田川のほとり
異次元に美味しい江戸前寿司を
堪能した ここ台東区駒形より
こんにちは🍃

今日は東京二日目
・東京ミッドタウンのコワーキングスペース
・浜松町のクライアントオフィス
の2セッションからの
クライアント様主催の懇親会です🍺

さて今日のBUILTの記事
四足歩行ロボ「Spot」で点群データの実測図を作成 新小岩駅南口駅ビル工事で竹中工務店が実証
◆今日のBUILTの記事はこちら
https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2308/23/news153.html

おはようございます、かんとくHMです。
この記事を要約すれば

竹中工務店は、米Boston Dynamics製の四足歩行ロボット「Spot」を使用して建設現場の撮影を行い、点群データの実測図を作成する実証実験を成功させました。この実験は「JR新小岩駅南口駅ビルの新築工事」で行われました。Spotの使用により、現場の映像撮影時間が最大30%削減されました。Spotで取得した映像データを基に、3次元の点群データが生成されました。さらに、このデータは新しい建設や設備の設置と既存の構造との間の干渉を事前に確認するためにも使用されました。この成功により、Spotの使用範囲は建設現場の巡回や施工状況の確認、資材の運搬から、実測図の作成補助にまで拡大されました。竹中工務店は、Spotのさらなる活用方法の研究や、生産性向上のための他のロボット技術の普及を目指しています。

現場監督目線からのデジタル技術導入の解決策と行動指針

では、現場監督目線から全体的な解決策や
具体的な行動指針を述べたいと思います。

建設現場における撮影型ソリューションの課題とロボット技術の可能性

建設現場は常に変化し続ける環境であり、その進捗や状況を正確に把握することは非常に重要です。近年、撮影型のソリューションが導入されていますが、それにはいくつかの課題が存在します。

①「誰が撮影するのか」という課題
建設現場における撮影は、技術的な知識や経験が必要とされるため、誰が撮影を担当するかは大きな課題となります。専門的な技術者が撮影を行う場合、その技術者が本来の業務から離れる時間が増えることになり、効率的ではありません。

②撮影ソリューション導入によりかえって手間と時間の増加してしまう
撮影型のソリューションを導入することで、希望する映像やデータを得るための設定や調整が必要となります。また、撮影後のデータの整理や分析にも時間がかかるため、逆に手間と時間が増えるという課題が生じることがあります。

ロボット技術による撮影代行とその効果
こうした課題を解消するために、ロボット技術の導入が期待されています。四足歩行ロボット「Spot」のようなロボットは、自律的に建設現場を巡回し、高精度な映像を撮影することができます。

このロボット技術の導入により、以下の効果が期待されます。
課題①の解消:
ロボットが自動的に撮影を行うため、技術者の手間が省かれ、本来の業務に専念することができます。

課題②の解消: ロボットは一度の設定で継続的に撮影を行うことができ、撮影後のデータ整理や分析も自動化されるため、手間と時間の削減が期待されます。

結論として、建設現場における撮影型ソリューションの課題は、ロボットによる夜間撮影代行により大きく解消される可能性があります。これにより、撮影手間の増加という課題解決が期待されます。

最後にまとめとして、
撮影系のソリューションを提供しているITベンダーの皆様へ、以下の提案をさせていただきます。


建設現場の実情を深く理解し、そのニーズに合わせたソリューションの開発が求められています。現場監督や作業員の声を直接取り入れ、昼間の作業を妨げないような夜間撮影機能や、作業の邪魔にならない動きの調整など、より実用的な機能の追加を検討していただきたいと思います。また、現場のフィードバックを常に取り入れることで、より使いやすく、効果的なソリューションの提供が可能となるでしょう。

ITベンダーの皆様の技術と現場の知見を組み合わせることで、建設業界のさらなる発展と効率化に貢献するソリューションの実現を心より期待しております。

ご安全に⛑️
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