現場監督のしごとって何?
現場間監督のしごとって一言でいえば「建物をつくる人」になりますが正解ではありません。正確に言うと「職人さんをつかって建物をつくらせるひと」なんですね。現場監督は機械やクレーンは運転できませんし、釘一本打てません(笑)
いい建物を作業員に作ってもらうのに必要なフレームワークとは?
簡単にいえば「いいものを、安く、早く、安全に、迷惑かけずに建てさせる」といえます。いいものとは品質の良いもの。安くとは他社より見積値段が低くかつ利益が出ること。早くとは約束した工期は余裕をもって守ること。安全にとは作業員がけがや死亡事故などなく工事を終えること。迷惑をかけずとは環境汚染防止や騒音で迷惑かけたり、汚水など流出をしないことです。
現場監督は何を気を付けて仕事をしているのか?
Q:品質、C:コスト、D:工期、S:安全、E:環境のバランスを取りながら工事を進め、事故やケガなく工事を終わらせることに神経を使います。要はこの5つのキーワードのどれも欠かすことはできないということです。バランスをとりながらといった方がしっくりきます。例えば、いくら品質が良くても、赤字で、死亡事故が起きてはダメですし、儲かっても環境破壊を起こしたら社会的制裁を受けます。現場監督は工事を進めるうえでこのQCDSEのうち、考えられるリスクを抽出、対策を施しながら工事を進めます。でも直接会話、電話、紙による伝達手段が主流のため時間と労力がかかりすぎているという課題があります。
あなたのシステムがどう効果があるのか考えてみよう?
フレーワークとしてQCDSEそれぞれにどう効果があるのか落とし込んでみましょう。
①Q:管理にどう効果があるのか?(検査や立ち合いの効率化など)
②C:コスト(原価管理)にどう効果があるのか?(省力化、人工管理など)
③D:工程(工期)にどう効果があるのか?(工期短縮に貢献できるなど)
④S:安全管理にどう効果があるのか?(ドローンによる巡回、AIによる災害事例検索)
⑤E:環境にどう効果があるのか?(騒音管理、カーボンニュートラルなど)
すべてを満たす必要はないですがあなたのシステムが施工管理のの分野に効果が高いのかわかりやすくなるのでいちどこのフレームワークをしてみるのをお勧めします。
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